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EPOにおけるProblem-solutionアプローチ

— Speakers: Stuart Raynor, Takayuki Imazato

今回のウェビナーではProblem-solutionアプローチの詳細を説明します。

EPO実務では発明の進歩性の有無はProblem-solutionアプローチに沿って判断されます。Problem-solutionアプローチは以下の3つの過程で行われます。

  1. 「最も近似する先行技術」を選定する過程
  2. 解決すべき「客観的な技術的課題」を設定する過程
  3. 最も近似する先行技術及び客観的な技術的課題に基づき当業者にとって本件発明が自明であるかどうかを検討する過程

各過程に関連するファクターをより良く理解することがEPOでの審査をスムーズに進め、望ましい結果を得るうえで有用であると考えます。本ウェビナーでは日欧の進歩性の判断手法を比較し、上の各過程における判断方法を練習問題を交えて解説します。

欧州特許を既に経験されている日本の実務家に向けて少し踏み込んだ内容を30-40分程度で解説し、その後質疑応答の時間を用意します。講義資料は日本語です。欧州弁理士が解説を担当する部分は日本語字幕が付きます。質疑応答も日本語で対応します。